廣済堂HRベトナムがお送りするメルマガ第2弾です。今回は、皆様お持ちのスマホに関する「落とし穴」をご紹介したいと思います。
ホーチミンに着任してから、あっという間に1年が経ちました。季節変化のないホーチミンでは時間が超特急で過ぎる上に、40代も半ばになってくると物忘れの多さにも驚く今日この頃です。
街角で簡単にSIMカードが買えるベトナム同様、新年早々の家族旅行となった香港でも、3日間有効のSIMカードが5ドルくらいで手に入ります。大変便利な世の中になったものです。空港から市中に行くタクシーの中で、ベトナムのSIMを香港のSIMに差し替えるだけで、スマホが香港で使えるようになり、香港の友人や家族との連絡、ネット接続に重宝しました。
しかし、この便利さの裏側に大きな落とし穴が待っていました。帰国のため荷物をまとめ、財布の中に溜まった香港特有の大きな小銭を整理していた時のことです。そこには何故か小粒大のプラスチックが混入されています。私はそれがほんの2日前に入れ替えたMobiphoneのSIMカードであることをすっかり忘れ、財布の中にたまったレシートと一緒にゴミ箱の中に投げてしまいました。
タンソンニャット国際空港に無事到着し、スマホの電源を入れますがネットがつながりません。私はここでようやくゴミ箱に投げたSIMカードの存在を思い出しますが、あとの祭りです。そこで、1区の教会近くにあるMobiphone窓口に再発行の手続きに行くと、名義がベトナム人になっていると伝えられます。そのSIMは自分で登録したものではなく、昨年退職した弊社スタッフが用意してくれたことを思い出し説明しました。しかし、Mobiphoneのスタッフは、名義人と一緒に来店しないと再発行はできないとの一点張りで、「SIMは会社で購入したもので1年間使用していたのは自分だ」と名刺を見せても聞く耳を持ちませんでした。
仕方なく、新しいSIMカードを購入することとなり、お客様、友人、同僚に番号変更の連絡をしました。皆さんの常識からすると、携帯番号の変更で最初に想像されるのは「痴情のもつれ」のようです。当初、友人からは余計な邪推をされましたが、最近はその説明も面倒臭くなり、痴情のもつれで説明をしています。
いくら注意していても、携帯の紛失・盗難というご経験をお持ちの方は多いでしょう。しかし、私の場合はSIMを自分で捨てるという愚かな行動が発端となってしまいました。皆様ご利用のSIMカードの名義は、テトに退職予定のスタッフの名義になっていませんか? もし第三者の名義でしたら、その方が近くにいる内に名義変更をお勧めします。双方の身分証明等があれば5分程で変更が完了するそうです。さらに、Mobifoneでは電話番号はそのままで4G LTEに変更することが25,000VNDででき、しかも毎月5GBのネット接続が年間50万VNDというお得なプランがあります。痴情のもつれと誤解されないよう、ぜひ名義をご確認ください。
さて、最後に人材事業に関わる情報になります。
最近、以前にも増して「日本人を現地採用したい」というご相談を頂くようになりました。特殊な技術や知識、経験が求められる場合は、ご紹介に時間を要することも多々ありますので、実際に募集を開始する前で情報が揃っていなくても、お気軽にご相談いただければと思います。
今年は、廣済堂本社との連携により、日本人候補者のご紹介を一層強化して参ります。弊社ホームページ上にも募集案件を日本語で掲載し、ベトナム勤務を希望される日本人より多くの問合せを頂いております。
来月は、年間でベトナム人材が最も流動するテト休暇を迎えます。
人事面でのお困りごとは是非お気軽に弊社までご連絡を頂ければと存じます。
廣済堂HRベトナム
中川圭二